SC231 Gray's Pottery グレイズポタリー バンズパターン フラワーベースB [sc231]

スージーがぺインターとして働いていたグレイズポタリーの1930年代製フラワーベースです。グレイズポタリーを代表する典型的なバンズパターンがハンドペイントで描かれています。スージーの作品ではありませんが、彼女が好んでよく用いていたパターンのひとつでもあります。このベースはグリーンと黄色のバンズがぼかしのやさしいタッチで交互に展開されています。素材はアースンウエアで、少し厚めでぽったりとした仕上がりです。内側底の釉薬に製作時の茶色の溜まりが少々ありますが、全体的にきれいで状態良好です。
※このベースはスージークーパーの作品ではありません。

●SC231 Gray's Pottery
Bands Pattern Floer Vase B
グレイズポタリー バンズパターン フラワーベースB
1930年代
直径 10.5ｃｍ 高さ 15.2cm

 About Gray's Pottery
グレイズポタリーはアルバート・エドワード・グレイが1907年にストーク・オン・トレントに創業した陶磁器会社で、日本ではスージークーパーがデザイナーとして所属していたことで知られています。1922年、当初はぺインターとして入社したスージーでしたがデザインの才能を開花させ、1923年〜1928年までデザイナーとして活躍。フラワーパターンからアールデコの作風まで、多彩な作品を発表しました。グレイズポタリーには多数のデザイナーが所属し、1920-30年代にかけての大胆なタッチのハンドペイント作品は希少性が高く、イギリスでもコレクターズアイテムとなっています。